中国の大学での4年間、北京第二外国語学院の学生たちは、いつも努力して頑張ることを私に教えてくれました。学生たちは同時に皆控え目で、何でもできる才能を持つ人がたくさんいました。そのような学生と同じクラス、同じ学年、同じ大学で学ぶことができ、とても光栄に思っています。ほかの人があまり学ばない言語を学ぶ人は、入試を控えた高校3年生のような気分を毎年味わっていると言われますが、本当にそうだと思います。私たちは毎日真面目に授業を聞き、単語を覚え、宿題をこなさなければなりません。さもなければ一夜漬けで期末試験に臨んでも不合格になってしまいます。多くの人が早朝から勉強し、図書館が閉まるまで自習します。同時に皆、積極的で、楽観的で、喜んで勉強しています。中国の学生は皆そうだと思います。韓国では、私はこれまでと違う専攻を選んだので、学部の授業9コマも取っています。そのため梨花女子大学では学部生と大学院生の両方と幅広く知り合う機会を得ました。こちらの学生も皆とても努力しており、中間試験と期末試験の間、自習室や図書館は24時間開いています。女子大学にいるせいか、皆本当に一生懸命な印象を受けます。こちらの学生はイメージにもとてもこだわり、常に一番美しい状態を保とうとし、外に出るときには常に化粧をしています。こちらの大学院生の期末試験は大変です。休暇中に論文を書く中国とは違い、すべての試験と論文提出が1、2週間に集中しているので、学生にはとても大きな圧力がかかります。また中韓両国の学生に共通の欠点は、グループ活動の際、欧米の学生のように積極的になれないことです。漢字文化圏の学生に共通する現象かもしれません。
こちらでの修士課程はあと1年で卒業です。卒業後は米国に渡り、カウンセリング心理学の博士課程で学ぶ予定です。学業を終えたら帰国して大学に入り、国内の教育事業に貢献することを望んでいます。努力を通じて教師や保護者の関心を高め、学生たちの心の問題を減らし、学生たちが健やかに楽しく成長し、能力を伸ばせるようにできればと考えています。