旅行計画・予約サイトのトリップアドバイザーは7月19日、「2016年世界人気旅行都市の消費指数レポート」を発表した。レポートによると、旅行消費額1位は米国ニューヨーク、2位は東京、3位はロンドンで、中国香港は7位だった。
消費額が最低の都市トップ3はハノイ、ボンベイ、ケープタウン。消費額が最低の10都市に、東南アジアからハノイ(1位)、クアラルンプール(4位)、バンコク(5位)、バリ島(7位)の4都市が入り、東南アジアの旅行のコストパフォーマンスは最もよいことがわかった。
同レポートは、世界20の人気旅行都市で2人が3日間で消費する額をまとめたもの。統計の消費項目は、4つ星ホテルでの3日間の宿泊費、観光スポット3カ所の入場料、3回の昼食と3回の夕食の費用、片道3キロの往復タクシー料金。
その結果、20の人気旅行都市の平均消費額は6548元で、うち、ハノイは最低の約3301元、ニューヨークは最高の約12135元で平均消費額の2倍になった。
平均消費額の統計を見ると、宿泊費は総費用の半分(52%)を占める。旅行消費額が高い都市では宿泊費が占める割合が高く、消費額が最高のニューヨークでは3泊7352元で、総費用の61%を占める。
消費額が低い都市では食費が高い割合を占める。総消費額が低いハノイ、バンコク、クアラルンプールの宿泊費の割合は比較的低いが、外食の費用は全消費額のそれぞれ50%、50%、54%を占めた。
観光スポットの入場料については、中国香港、ハノイ、東京では総消費額のわずか1%以下だったが、モスクワなどの一部都市では入場料の消費額が総消費の14%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月21日