ロシア ヴァルヤ
パンダは中国の国宝。竹が大好きで、眠ってばかり。
パンダと聞いて思い出すのが映画の「カンフー・パンダ」に出てきた主人公のポー。三角の帽子をかぶっている。
パンダは怠け者だけど、危険が来ると中国のカンフーを繰り出す!
パンダはとてもかわいい。中国に行くことがあったら、パンダと一緒に写真を撮りたい。
スペイン フェルナンド
スペイン人にとってもパンダはもう人気者。マドリッド動物園は、欧州で4カ所しかないパンダのいる動物園の一つだ。
スペイン最初のパンダカップルの紹紹と強強は1978年、スペイン国王フアン・カルロスに友好の贈り物として中国から贈られた。マドリッド動物園に入ると、たくさんの人がやって来た。紹紹と強強の赤ちゃんの楚林は、欧州で初めて動物園で生まれたパンダで、「ギネスブック」にも掲載された。マドリッドの動物園に楚林を見にやって来た人の数も記録的で、当時の子どもの歌のグループはこれについて「パンダ」という曲を作った。
2013年、また一匹のパンダの赤ちゃんがマドリッド動物園で生まれ、たちまち子どもたちの人気者になった。子どものパンダを家で飼いたいというのが子どもたちの夢になった。
当時の子どもたちはもう大きくなったけれど、スペイン動物園のシンボルと聞かれたら、マドリッド動物園の楚林とバルセロナ動物園の白ゴリラのコピート・デ・ニエベと答える人がきっと多いはず。
日本 加藤佳美
パンダはいつものんびりしているイメージ。中に誰かが入っているのではと思うほど、いつもかわいい仕草をする。パンダはたくさんの日本人に好かれている。パンダを見ると、魂がいやされるように感じる。
日本の東京の上野動物園にも、はるか遠くの中国からやって来たパンダがいる。1972年、中日国交正常化を記念するため、中国が日本にパンダを贈った。パンダはこの時から中日友好の象徴となり、両国関係の発展に大きな役割を果たしてきた。上野動物園というとすぐに、パンダを思い出す。多くの人が、パンダの姿をひと目見ようとこの動物園を訪れた。
ドイツ ジュリア
パンダはとってもおもしろい。あんなに体が大きいのに、性格は穏やか。いつか野生のパンダを見に行って、竹を食べさせてみたい。パンダはいつも、私がずっとしたいと思っていることをしてる。食べること!
ベルギー ジェローム
パンダは、かわいいと思わせるのがとてもうまい動物。食べたり遊んだりするのが好きなだけでなく、中国文化のシンボルとなる国宝の一つで、友好交流のために外国に派遣される外交部の親善大使でもある。八達嶺の万里の長城や中国の陶磁器、昆曲芸術など中国には有名なシンボルが数々あるけれど、友好のために長期にわたって外国で活躍しているのはパンダだけだ。民族や文化の違う世界各地の人々や子どもたちが、パンダが好きなことで中国に興味を持ち、中国に行きたい、中国を知りたいと思うようになる。
エジプト アリ
パンダはとてもかわいい。なまけもので眠るのが好きだけど、目の周りの黒い輪っかはいつも徹夜をしているみたい。
エジプトではパンダの映像がよく国際ニュースに出てくる。パンダはどんな動物かみんなよくは知らないけれど、中国から来たことだけは知っている。
あんなに多くの人がパンダの世話をしているのを見て、みんなうらやましがっている。友だちの一人は、黒と白のペンキでパンダに化けて中国に行って、毎日ほかの人に食事の世話をしてもらって遊んでもらおうかと冗談を言っている。
韓国 崔景童
世界的な大ヒット映画「カンフー・パンダ」のパンダは天から躍り出てきて、とてもかっこよく、動作もテキパキしている。でも現実のパンダは朝だけいそいそ活動すると、後は寝ている。ものぐさで、頭が大きくて、のんびりしていて、本当にかわいい。