日本のIT大手ソフトバンクとホンダはこのほど、「感情を持つ車」という車載人工智能(AI)を共同開発すると発表した。自動車情報サイト「LeftLane」が伝えた。
ソフトバンクは快進撃を続けている。英国のユーロ離脱により株価が暴落すると、ソフトバンクは英半導体設計・ソフト開発会社のARMを買収した。ソフトバンクの創業者である孫正義会長はホンダと、運転手と交流するAIを共同開発すると発表した。
自動車が言語と車載カメラ・センサーによって得たデータにより、運転手の感情を読み取る。これが孫氏の構想だ。AIはこれらの情報により、複雑な運転条件下で提案を行うか、長距離移動中に運転手と会話する。
ソフトバンクとホンダは、人と交流し人の感情に反応を示すロボットを開発している。ソフトバンクは2015年7月より、毎月ロボットのペッパーを1000台生産しており、生産後1分以内に売り切っている。ホンダも1980年代から自社のロボット開発を開始した。ホンダの最新のロボット「ASIMO」は人間の感情を重視し、顔の表情を見分ける能力を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月30日