訪中外国人客、歴史と文化に興味津々

訪中外国人客、歴史と文化に興味津々。 多くの外国人にとって、中国は神秘的な魅力あふれる国だ。彼らは中国について「叙事詩のような」「素晴らしい冒険」などと形容することが多い…

タグ: 外国人,観光 訪中

発信時間: 2016-08-30 13:23:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

多くの外国人にとって、中国は神秘的な魅力あふれる国だ。彼らは中国について「叙事詩のような」「素晴らしい冒険」などと形容することが多い。中国では、外国人客の興味に関する「研究」が続けられている。多くの観光研究機関、観光メディア、観光サイトなどは多くのランキングを発表し、外国人客が好む中国の観光名所を詳細に分析し、まとめている。現在はビッグデータが広く活用されており、同研究により詳細で確かなデータがもたらされている。

歴史と文化が魅力的

グーグルで「中国の旅行目的地」を検索すると、検索件数トップ10の都市は香港、北京、上海、マカオ、広州、西安、深セン、三亜、アモイ、成都の順となる。またアクセス数の多い海外サイトが発表した「2016年に検討したい、中国トップ10の旅行目的地」には、北京、蘇州、上海、黄山、杭州、張家界、香港、桂林、雲南、成都、西安、チベットが含まれた。

中国観光研究院の戴斌院長は「外国人客は中国でまず自然景観を目にし、それから歴史文化を目にする。両者と比較すると、歴史と文化が高い魅力を持つ。最も歴史と文化のある都市と言えば、北京と西安だ。これは多くのランキングで北京と西安がランクインしている理由だ」と指摘した。

西安と北京は歴史と文化という二つの緯度を示している。西安は盛唐の中心地で、その歴史は外国人客を引きつけている。北京は中国の首都、最も中国を代表する場であり、その文化は外国人客にとって魅力的だ。訪中外国人客は滞在期間が短い場合、最も代表的な場所を選ぶ。これは中国人が初めてフランスを訪問する際に、パリを選ぶのと同じだ。

定番から個性化

旅行の手段や観念、中国観光市場の発展により、外国人客の訪中旅行ランキングにも近年、密かに変化が生じている。あるランキングは外国人客が最も好む中国料理を取り扱っている。ある外国人客は「食べ物が美味しいと聞いたから」という理由だけで、わざわざ広州や成都を訪れている。

北京聯合大学観光発展研究院の張凌雲院長は「近年多くの外国人客が、訪中旅行で東部ほど観光業が発展していない中西部にまで足を伸ばしている。外国人客は徒歩での自由な旅行を好む。このような旅行方法は従来の団体旅行やオプショナルツアーよりも外国人客の興味に合致し、異なる観光体験をもたらすことができる」と指摘した。

近年ランクインしている甘粛、チベット、雲南など、それからさまざまな古鎮もこれを裏付けている。これらの場所を訪れた外国人客の多くは個人客で、彼らは言い伝えにある「人類の浄土」をその目で見て、各地の独特な気候を実感し、さらに登山やスキーなどにチャレンジしようとしている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月30日

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