イタリアで地震が頻発、英国が旅行客に注意喚起

イタリアで地震が頻発、英国が旅行客に注意喚起。 英インデペンデント紙は24日、イタリア現地時間24日午前3時36分、マグニチュード(M)6の地震が発生したと報じた。地震後、英国外務省はイタリアへの旅行は注意が必要と発表…

タグ: イタリア,地震,地震断層地帯

発信時間: 2016-08-30 14:52:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英インデペンデント紙は24日、イタリア現地時間24日午前3時36分、マグニチュード(M)6の地震が発生したと報じた。地震後、英国外務省はイタリアへの旅行は注意が必要と発表。「イタリアの大部分は地震断層地帯にあり、小さな地震はほほ毎日起きる」としている。 

報道によると、シチリアやヴェスヴィオ火山の噴火によって一晩で消えたポンペイなどが地球の“動揺”の証拠であるという。しかし破壊力が最も強く、状況が最も複雑な地震エリアはアペニン山脈である。同山脈はイタリアの背骨である。イタリア中部はユーラシアプレートとアフリカプレートの境界面に位置しており、その境界面は毎年3センチ移動している。このため同エリアはヨーロッパで地震活動が最も活発な場所と言われている。 

1915年、今回の地震の場所から南へ40マイルの場所でM7強の地震が発生。3万2600人が犠牲となった。1997年には北へ40マイルの場所でM6の地震によって11人が亡くなった。2009年には南へ30マイルの場所ではM6.3の地震が発生。少なくとも295人が死亡し、5万5000人が家を失った。 

統計によると毎年300万人の英国国民がイタリアに旅行に出かける。そのピークは8月。現在、イタリア行きのフライトに影響は出ていない。ヨーロッパ最大のLCCであるライアンエアーは地震発生場所に一番近いペルージャ空港に航空機を飛ばしており、英国航空のローマ行きも平常どおり運行している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月30日

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