京張高速鉄道、世界一深い八達嶺長城駅を建設へ

京張高速鉄道、世界一深い八達嶺長城駅を建設へ。 2022年北京冬季五輪で、市民は高速鉄道で観戦に駆けつける際に、長城の足元を通過する感覚を得ることができる…

タグ: 冬季五輪,北京,高速鉄道,長城

発信時間: 2016-09-30 10:02:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2022年北京冬季五輪で、市民は高速鉄道で観戦に駆けつける際に、長城の足元を通過する感覚を得ることができる。北京青年報の記者は昨日、北京市住房・城郷建設委員会と工事を請け負う中鉄五局を取材した。北京と河北省張家口を結ぶ京張高速鉄道の各施工業者が現場入りし、八達嶺トンネルの施工が始まった。八達嶺トンネルと並行して建設される、世界で最も深い高速鉄道地下駅である八達嶺長城駅も、年内着工を予定している。

北京から張家口までわずか1時間に

京張高速鉄道は今年4月に正式に着工された。東は北京北駅から始まり、北京市海淀区・昌平区・延慶区を経由し、延慶区唐荘鎮から河北省内に入る。官庁ダムを跨ぎ、懐来県、下花園区、宣化区を経由し、西の張家口市に至る。東と西の2市を結び、北京北西部と河北省北西部を結ぶ。全長174キロ、設計上の時速は350キロ。開通は2019年を予定。北京と張家口の鉄道による移動時間が1時間ほどに短縮される。

八達嶺駅、長城の真下に

清河駅の他に、京張高速鉄道は北京北、清河駅、沙河駅、昌平駅、八達嶺長城駅、東花園北駅、懐来駅、下花園北駅、宣化北駅、張家口南駅の計10駅を設ける。うち八達嶺長城駅は最大深度は102メートル、地下の建築面積は3万6000平方メートルで、世界最大かつ最も深い高速鉄道地下駅となる。中鉄五局京張高速鉄道プロジェクトの羅都顥技師長によると、八達嶺長城駅は長城の真下にあり、駅全体が山中に隠される。設計上の深度は108メートルで、建築面積は3万6000平方メートル以上。これはいずれも世界記録だ。「駅全体が3層構造になっており、出入りの方法は空港のターミナルに似ている。下層は入口、上層は出口で、出入りする乗客はすれ違わず、人の流れが均等化する」

駅の入口・出口のすべてにエスカレーターが設置される。その垂直方向の高さは62メートルで、乗客の移動高度が国内最大の高速鉄道地下駅だ。駅はさらに緊急ルートを設置する。「駅を巡る緊急ルートがあり、各副通路や駅とつながる。どの位置からも駅に入ることができ、死角なき救助デザインを形成する」

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月30日

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