女性や高齢者、外国人観光客から不満の意見がみられる洋式トイレ不足問題や、女子トイレの個室不足問題等に関してしばしば意見を寄せられることに対処するため、国家旅行局は各地の景勝区に対し、トイレ革命促進を重要度中~高レベルの課題として取り組む事を要求した。実状に合わせ、利用者に配慮した合理的な和洋式トイレの設置や、男女トイレの個数の割合など、様々な客層の要望に答えていく。新華社が伝えた。
このほど、国家旅行局は「旅行トイレ品質レベルの区分及び評価」基準の修訂版を発表し、各地での観光客向けトイレの設置に当たって、洋式トイレの個室増加、女性トイレの割合や、バリアフリー設備についての要求が明記されている。同時に駐車場や、観光地の入り口など、人の流れが多い区域には「誰でもトイレ」の設置を要求している。
国家旅行局の李金早局長は、「トイレ改革は人間本位でなければならない。きれいにトイレを使用することを推進するのと同時にさらに快適で、配慮の効いたトイレ環境を設置していく。将来的には、国家旅行局はさらにすすんだトイレ革命を行い、各地のトイレ設置管理がより合理的で、多くの旅行客により良いサービスを提供することを推し進めていく予定だ。」と話した。
「人民網日本語版」2016年10月24日