ドイツ紙:「サービス天国」になりつつある中国 ドイツ人記者も仰天

ドイツ紙:「サービス天国」になりつつある中国 ドイツ人記者も仰天。

タグ: サービス天国 ドイツ人記者

発信時間: 2016-10-26 11:08:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ドイツ紙『南ドイツ新聞』は22日、「サービス天国」と題した記事を掲載し、レストランでネイルサービスが受けられたり、美容院でマッサージを楽しめたり、酔っ払ったドライバーを家に送り届けたりする中国の行き渡ったサービスを取り上げた。主な内容は以下の通り。

最近、家のネットがまた壊れた。幸いなことに私の手元には、態度の一流の中国聯通(チャイナ・ユニコム)の李さんの電話番号がある。電話して3時間後、李さんはすでに、我が家の壁の隅のケーブルの山の中にもぐりこんでいた。「あ!」と李さんが短い叫び声を上げる。私はどうしたのかと心配になったが、李さんは「電話線が古すぎる」と解説。「交換したほうがいい。光ケーブルにしてきたらどうだ」という。「光ケーブル?」と私。光ケーブルとはなかなか良い響きだ。だが敷設のためにはショベルカーで地面を掘らなければならないのでは?「工事中、要注意! 12号棟のネットは一時中断しています」という看板が立っている光景さえ頭によぎった。だが李さんはただうなずいて、「光ケーブルのことは私に任せなさい。明日午前9点半に来るから」と太鼓判を押す。

翌日9時15分には李さんはすでに来ていた。助手を連れ、ハシゴと電気ドリル、光ケーブルを持参している。窓のそばに穴を開けると、古いケーブルを取り除き、新しいケーブルを敷設し、ルーターに接続。1時間もしないうちに、計測器を取り出して、「よし!」と誇らしく叫んだ。「前より15倍速くなった」。いったいいくらかかかるのかと思ったら、李さんは「無料」と言う。アフターサービスなのだそうだ。

現在の中国はまさにサービス天国だ。この国では、美容師がマッサージをしてくれ、電気工がついでに便器を直してくれる。小一時間並ばなければならない人気火鍋店の「海底撈」では、待ち時間に無料のネイルと靴磨きのサービスが受けられるのだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月26日

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