中国の認知症高齢者、4年後に4200万人

中国の認知症高齢者、4年後に4200万人。

タグ: 認知症高齢者,高齢化

発信時間: 2016-10-29 09:49:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国高齢政策研究部の李志宏副主任は、4年後の2020年に中国の認知症高齢者が4200万人に達し、80歳以上の高齢者は2900万人に達する見込みであることを明らかにした。 

26日に開催された「第1回京津冀シルバーフォーラム2016」において李副主任は、現在中国の高齢化は日に日に深刻なものとなっていると述べた。高齢化に伴い、認知症、高齢、独居など、シルバーサービスを特に必要とする老人の数が大幅に増えている。 

認知症高齢者は2020年までに4200万人まで増加し、2030年には6168万人、2050年には9750万人に増える。80歳以上の高齢者は2020年に2900万人、2030年に4300万人、2050年には1.08億人に増える。独居老人は2020年に1.18億人、2030年には1.8億人、2050年には2.62億人に増えると予測されている。 

「この情勢は、中国のシルバーサービス事業と産業にとって、事業発展の基礎となる力を削ぐものである一方、産業発展の最大のチャンスでもある」と李副主任は述べる。李副主任はまた、スマート化社会の到来により、スマート技術とシルバーサービスが融合的発展を遂げる可能性を示す。シルバーサービスのスマート化によって、中国の高齢化の加速から生じるシルバーサービス情報や需給構造の不均衡や、労働集約型サービスの困難といった問題を解決させていくべきである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月29日

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