「爆買い」で生じる二極化、日本は中国人客を嫌い始めたのか(1)

「爆買い」で生じる二極化、日本は中国人客を嫌い始めたのか(1)。 記者がパナソニックの職員にパソコンについて質問したところ、その人はあごでそばにいる中国人客を指しながら「さすがお目が高い。日本に来たらアップル製品ばかりを買いたがる田舎者とは訳が違う」と冷たく言った…

タグ: 日本人,中国人客,観光

発信時間: 2016-11-04 15:39:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人客に不満を持つ人がいれば、何も悪いことはないと感じている人もいる。東京の三越店内では、中国語を話せる販売員がいる化粧品売り場があれば、いない売り場もある。後者の責任者は「特に中国人客を嫌っているわけではなく、不満を耳にしたこともない。当社は中国に工場も店舗も設置しておらず、中国人の間で知名度が低い。当社は方針を調整中で、中国での知名度向上に努めている」と話した。

銀座で衣料品を販売する女性店員は「中国人は親しみやすく、すぐに購入してくれる。試着を繰り返して結局買わないということは少ない」と語った。

記者が取材したところ、日本の店は不満があっても、全体的に中国人客を歓迎している。それとは対象的に、一般人は中国人客に対して深い先入観を抱いているようだ。

ある日本人の知り合いは記者に、「以前はよく、会社の外の寿司屋で昼食をとっていたが、今や中国人客に占領され、昼休み中なので列に並ぶ時間もない。実に不便で、店が破裂しそうなほどだ」と不満を漏らしたことがある。

日本のコラムニスト、姫田小夏氏は「週刊ダイヤモンド」(電子版)の記事で、中国人客の「爆買い」により日本人客が不満をつのらせ、一部には強い怒りを覚えている人もいると記した。2人の主婦によると、以前は店員から愛想よくされていたが、中国人が来ると直ちに冷遇されるようになったという。

これらの不満については、日本の経営者にも苦悩がある。多くの中国人客を歓迎すべきか、それともより長期的な日本人客を歓迎すべきか?

ある日本の公務員は記者に対して「中国人客への矛盾した心理は確かに存在する。主婦、サラリーマン、学生などは中国人客と利益の接点を持たないため、悪いイメージを持ちやすい。中国人客で儲けた店と、利益を手にしておらず不満を持っている人々では、中国人客に対する態度がまったく異なる。これは日本国内の矛盾だ」と指摘した。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月4日

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