世界的に権威ある学術誌、英ネイチャー誌はこのほど、2016年の科学界の重大ニュースを発表した。宇宙空間にできたゆがみが波となって伝わる重力波が、世界で初めて観測されたことのほか、中国の宇宙技術や気候変動、ゲノム技術の分野で収めた重要な成果も選ばれた。
中国の宇宙分野の成果では、今年8月の世界初の量子通信衛星が打ち上げ、11月の人口衛星打ち上げロケット・長征5号の発射、10~11月にかけて中国の2名の宇宙飛行士が30日間という中国で過去最長となる宇宙滞在、さらに世界最大の電波望遠鏡FASTの稼動などが列挙されている。
またゲノム技術の分野では、ゲノム編集技術CRISPR–Cas9の大幅な進展、気候変動分野ではパリ協定の発効が挙げられている。このほかAIや細胞核移植などんも高い評価を受けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月21日