2016年の「十大移民事件」 投資移民が多様化

2016年の「十大移民事件」 投資移民が多様化。

タグ: 十大移民事件,投資移民

発信時間: 2017-01-08 11:04:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 6.移民政策により引き起こされたイギリスの脱欧。2016年、大量の難民がヨーロッパ諸国に流入した。難民危機がヨーロッパ社会の安全や経済を脅かした。同時に東欧の人々がイギリスに大量流入し、イギリス人の福祉や就業機会を脅かしたことで、イギリス市民の不満が蓄積され、その結果EUからの離脱が選択されることになった。イギリスへの移民投資を考えていた投資家は、脱欧前に同国への移民手続に走った。

7.キプロス共和国が移民政策を緩和した。2016年9月13日、キプロス政府は再び移民計画法案を刷新した。投資移民法案が規定する最低投資額を200万ユーロに下げたのだ。EU加盟国家であり、英連邦でもあるキプロスの国籍は、EU市民としての身分がある。またEU市民として、脱欧前ならイギリスへ移民することができる。

 8.フィリピンのリタイアメント移住が再び注目された。フィリピンのドゥテルテ大統領は10月18日から21日まで中国を訪問した。これは同大統領就任後、初めての国事訪問である。同大統領が中国に訪問したことで、両国関係が良好になっただけでなく、フィリピンのリタイアメント移住計画も再び投資家の注目を集めることになった。

 9.英連邦の投資移民プロジェクトが注目された。中国を含む101カ所の税務管轄区が参加する「共通報告基準(CRS)」により、税金や金融講座の情報が自動交換されている。その背景の下、アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビス、ドミニカ、バヌアツなどタックスヘイブン機能を持つ英連邦パスポートが、世界の投資家の注目を集めた。ドミニカ大統領はすでに中国を2回も訪問し、移民プロジェクトをPRしている。

 10.ハンガリーの国債移民が中止された。2016年11月、ハンガリー総理府部長が国債移民計画の中止を発表した。ヨーロッパの不動産購入移民は2012年に始まって以来、キプロスやポルトガル、ギリシャ、スペインなどが相次いで不動産購入移民政策を緩和させてきた。多くの投資家が不動産購入を通じて移民の身分を取得した。市場の成長が速すぎたことで、不動産市場に大きな波が生じた。4年の発展と調整を経て、ヨーロッパの不動産購入移民市場は理性を取り戻しつつある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月8日

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