中国の大学生のお金に対する価値観:環境保護や公益に使いたい 

中国の大学生のお金に対する価値観:環境保護や公益に使いたい 。

タグ: 大学生の消費データ

発信時間: 2017-01-08 10:26:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2017年1月、中国大学メディア連盟はアントファイナンスサービス傘下のアリペイと共に、全国の大学や専門学校4000校および1000万人以上の大学生の消費データを分析した。彼らの消費データを通じ、大学生の消費習慣や収支を細かく分析し、今どきの大学生の消費観、金銭観、価値観を洞察した。大学で広がるローン問題の解決や、大学生に正しい価値観を導くための大きな参考となるものである。

スマホ決済が当たり前の世界で暮らすデジタルネイティブ 

100元札2枚と1元札数枚。呉琳さんの財布の中でお札たちが静かに眠ってから3週間が経つ。彼女は天津の大学の3年生だ。周りにいる同級生も彼女と同様である。キャンパスでは「財布は毎日宿舎に置きっぱなし。外に出るときはスマホと大学のカードだけ」。なぜなら、学校ではスマホで決済できないところがほとんどないからである。コピーするための3角でさえ、スマホで払う。 

デジタルネイティブとして、大学生は便利でスマートな新しい体験を楽しんでいる。スマホ決済の普及により、大学生たちはキャッシュレス、スピード、コンビニエンスの時代を生きている。呉琳さんはスマホ決済が若者の間だけで流行していると思っていた。しかし今では、1960年代生まれから2000年代生まれまで、あらゆる年代で使われていることに気付いた。両親はアリペイで生活費を送って来る。母親と一緒に雑貨の卸市場に行った際、母親がスマホで支払っているのを発見した。 

中国大学メディア連盟とアリペイのデータによると、2016年、1990年代生まれのスマホ決済経験者は約92%に達した。中国の大学生がアリペイで支払う平均金額(振替決済、ネットショッピング、ご祝儀の送金、財テクなどを含む)は40839元で、2015年比で97%増だった。2016年、大学生の1人あたり支払い回数の多かった上位50校のうち、浙江体育職業技術学院が925回で1位だった。上位50校の平均支払回数は670回だった。 

しかし、地域によって状況は様々である。甘粛省にある大学で学ぶ張禾さんによると、自分の学校でスマホ決済はそれほど普及していないという。「みんなATMの前に並んで現金を引き出すのに慣れているし、現金での支払いになれている」。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月8日

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