中国の大学生のお金に対する価値観:環境保護や公益に使いたい 

中国の大学生のお金に対する価値観:環境保護や公益に使いたい 。

タグ: 大学生の消費データ

発信時間: 2017-01-08 10:26:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

環境保護や公益のためにお金を使いたい 

「アルシャー地区(内モンゴル自治区)に1本の木を所有しているよ」。朱江さんは甘粛省にある大学の4年生だ。2016年10月初旬から、彼はアリペイの公益活動「アント・フォレスト」に参加している。12月10日に「植樹証書」が送られてきた。彼が「養って」いる木はアルシャー地区に植えられている。 社会的総資産が増加するにしたがい、社会的価値観も多様化している。中国の若い世代は環境保護や公益に対する意識が以前の世代より高い。 

二酸化炭素排出削減の公益的価値を強調するコンセプトで「CO2ユーザー」というのがある。アリペイのエンドユーザーが参加するものだ。「CO2ユーザー」は上述の「アント・フォレスト」のゲーム型公益活動として設計された。ユーザーが歩いたり、地下鉄に乗ったり、水道光熱費を支払ったり、ネット上で交通違反の罰金を払ったり、ネットに登録したり、チケットを買ったりすると、それに相応するCO2排出量が減少する。

アリペイの中でバーチャルな木を育てることもできる。“木”が成長すると、プロジェクトの公益協力団体はそれを買い上げ、現実の木が1本植えられる。 インターネットに基盤にした社会的モデル、金融サービスモデル、そして信用システムが出現しつつある。バーチャルな木が本物の木に変わる「アント・フォレスト」のような、若者の二酸化炭素排出削減の取り組みを鼓舞するような仕組みは、我々にとっては現実と仮想の明確な区別がなくなったように感じされる。しかし今日の大学生は、このような世界に馴染んでいると同時に、このようなやり方で地球や他人の力になることを楽しんでいる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月8日

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