春節を祝う国民的年越し番組「春晩」の総監督を務める楊東升氏はこのほど、2017年の春晩は、イノベーションを主要目標とし、「仮想現実(VR)パノラマ中継」を利用すると語った。新年酉年の春晩を皆さんはご覧になるおつもりだろうか。
中国中央テレビ(CCTV)のクライアントアプリをダウンロードすれば、春晩のVRパノラマ中継を見ることができる。VRだけでなく、今年は革新への取り組みがさかんに行われており、会場ではこのほかにもハイテクが出現する可能性がある。春晩は現在、急ピッチでの準備作業が進められ、プログラムはすでに審査プロセスに入っている。言語類(コント・漫才系)の演目が増やされ、歌やダンスの演目はより精選され、視聴者を失望させない番組建てとなっている。
2016年は「VR元年」とみなされ、各種のVR製品が次々と出現し、VR環境も絶えず改善され、設備から資源までがそろうようになっている。「春晩に出れば必ずヒットする」というのが本当なら、2017年のVRの発展は一段上のステップに進むものとなる可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月15日