今年の旧暦の大晦日、年越し番組「春晩」の桂林サブ会場で、山水を用いた世界クラスのショーが披露された。桂林の影響力が、全世界に急速に広まっていった。桂林鉄道部門が発表した情報によると、同番組により多くの観光客が現地を訪れた。春節(旧正月)連休中、桂林3駅(桂林駅、桂林北駅、桂林西駅)に到着した乗客数が、前年同期比21.4%増の延べ29万1100人に達した。出発した乗客数は18.5%増の27万700人。ラジオ局「中国之声」の番組「央広新聞」が伝えた。
高速鉄道で桂林を訪れる乗客が多かった。春運(旧正月に伴う帰省・Uターンラッシュ)の業務は全体的に安定的かつ秩序正しく、乗客数が上昇傾向を示した。2月2日は春運のピークとなり、桂林の列車乗客数は延べ11万9000人に達した。うち出発した乗客は延べ6万5000人。高速鉄道の利便性により、周辺地域との行き来がますます便利になった。春節中には毎日、3000人弱の乗客が全州南駅から桂林に入った。
桂林鉄道部門は幹部が自ら現場を訪れることにより、春運中の安全及びサービスなどの重点作業の全過程を検査し、職員の作業基準の厳守を促した。自ら乗客に丁寧にサービスを提供し、高品質かつ効果的な取り組みにより多くの乗客から好評を博した。
また桂林鉄道部門は若いボランディアを配置し、高齢者や障害者など体の不自由な人に事前予約制のマンツーマンのサービスを提供した。微博(中国版ツイッター)や微信(中国版LINE)の公式アカウントなどでサービスの予約を受け付け、乗車に関する問い合わせに応じることで、乗客の快適な外出をサポートした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月6日