香港紙『南華早報』は4月22日、「中国がチベット高原に世界最大の国立公園の建設を計画」という見出しで、中国がチベット高原とその周辺の山地全体を巨大な国立公園にし、「最後の浄土」を保護することを検討していると伝えた。これはプロジェクトに関わる科学者が明かした情報。「第3極国立公園」と言われるこのエリアはチベット自治区と青海省を含み、面積は250万平方キロメートル超、北東グリーンランド国立公園を超えて世界最大の国立公園になる見通し。
今夏、中国政府はチベット高原で最大規模の科学調査を行い、中国の科学者だけでなく、ネパールやパキスタンなどの科学者も参加した。この構想の準備を進める研究員によると、新国立公園の範囲決定をサポートすることが調査の主な使命の1つである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月24日