パレスチナにいた時、支社の事務所が爆撃を受けた。また、報道中にイスラエル軍の催涙ガスを受けて気を失ったことや、音響兵器に襲撃されて一時耳が聞こえなくなったこともある。彼は常に「近くの車が爆発したら」と考えていたという。生きて帰れないかもしれないと思っていたが、娘が中国で待っていることを思い出し、「死んだり足を失ったりしてはいけない。絶対に無事に帰る」と自分に言い聞かせた。フェリプスさんは陳序さんの戦場での経験と家族への思いを文章にまとめた。写真は、イラクの最前線の塹壕で撮影する陳序さん。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月28日