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japanese.china.org.cn | 03. 05. 2017

果敢に道を究める矯正歯科医

タグ: 青年 矯正歯科医 

 



20159月、米ケース・ウェスタン・リザーブ大学の歯科学院院長で矯正科主任のHans教授と隋青松氏。

新技術にも果敢に挑戦 

隋青松氏は、ある有名な矯正製品ブランドの中国初の認証医師である。この件について隋氏は、「通常、最新治療技術はまず権威のある大型口腔病院で発表されます。しかし当時、この技術が中国で導入されるとき、多くの専門家や医師はこの技術に限界があると認識しており、加えて輸入品は、国内病院において許可に長い時間を要します。そのため、同技術は大型病院で素早く導入されることがありませんでした。しかし我々はこれをチャンスと捉えました。企業を訪ね、提携を申し出ました。迅速に資源を蓄積し、市場ニーズを先取りしてシェアを掴みました」と説明する。

さらに、「当時は私も含め、全国にわずか4名の認証医師しかいませんでした。企業は私を東京で研修させ、戻ってから私が国内のその他の医師に認証を与えました。彼らは、それによってはじめて、この製品を使用する資格が得られたのです。現在、この技術は多くの大型口腔病院で重視され、活用されています」と付け加えた。

患者の信頼と支持 

医師になってから感動したことは何かとの問いに対して隋青松氏は、「ある患者が地方からやって来ました。朝早い飛行機に乗ってやって来たのです。そして午後に戻っていきました」というエピソードを語る。病人の信頼と支持こそ、彼を勇気づけるものなのだ。 

「我々の所に来る患者は、チベットや新疆、山東省、内蒙古などの人で、12~13歳の子供から60~70歳の高齢者までとても多様です」と言う隋氏は、「口腔病院を作ってから今日までの道のりは、比較的順調だと思います。始めたばかりの頃は7~8名のスタッフでしたが、現在では40名以上になっています。患者数が増えるにしたがい、我々も病院の規模を拡大し続けています。私たちが引っ越すと、多くの患者も移ってきてくれきます。私たちの診察を受け続けて十数年の患者もいます。私たちは1つの家族みたいな関係になっています。我々が患者の歯を診て、患者は友人を紹介してくれます。口コミから病院がどんどん発展しています。品質の保証と良好な口コミが重要なのです」と語る。 

SNSの発展と普及に従い、隋青松氏は微信を通じて患者とコミュニケーションをはかる試みを行っている。患者と友人に対し、彼と病院の最新動向を伝えたいと考えている。

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