
家族のためにフィットネス
隋青松氏は昨年からフィットネスを始めた。当時、身体の調子があまりよくなかったからだ。「北京で働き始めた頃は、家族のためによい生活環境を作るため仕事にまい進していました。週末もほとんど休むことがありませんでした。この十数年、私は自分の健康を顧みることがありませんでした。仕事を終えてからも、付き合いの食事に行くことが多かった。しかし去年から体を鍛えることにしました。自分のためだけでなく、妻と子供のために。ずっと彼らと一緒にいたいですから」。
子供のことを尋ねると、隋青松氏は笑顔になった。現在の彼の目標は、全力で子供を育てることである。隋氏の妻は、かつて301医院の口腔科で働いていた。家庭のために仕事を辞め、小学校3年生の子供を育てることに専念している。隋氏も、あまり重要ではない酒の付き合いを徐々に減らし、多くの時間を家庭に割くようになった。子供に付き添い、身体を鍛え、良き友人と付き合い、スポーツをすることで、自分が本当にやりたかった生活を過ごしている。
今後医学の道へ進みたい若者に対するアドバイスとして隋青松氏は、「これから医学を目指す若者は、医学だけを生きる手段にしないようにと言いたいです。私たちは、自分が本当にやりたいことをすべきです。医学の勉強は大変だし、時間もかかります。しかも常に自分を高める必要もある。よりレベルの高いプラットフォームがあり、より広い視野を持ってこそ、患者の苦痛を解決する手助けができると思います」と語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月4日