2017年初め、南京市で読者に講座を行う張さん
彼が引き継いだ当初2万人いた「博物君」のファンは、5年が経ち、600万人以上に膨れ上がった。堂々たる成果である。しかし張さんに言わせると、最も誇りに思うのは数字が増えたことでなく、「博物君、私の長年の疑問が解けました。ありがとう」と言うファンの言葉が増えたことだという。
博物関連の専攻は仕事がなかなか見つからないため、同専攻の学生の多くが自分の将来を憂いできた。しかし「博物君」がブームになって以降、この専門をしっかり学び、卒業後は関連の仕事に就きたいと自信を持ったというネットユーザーが増えた。高校三年の受験生の中にも、博物学専攻を受験したいという人がいた。これらのコメントが張さんを大いに励ます。