北京の野菜市場、キャッシュレス連盟に加入

北京の野菜市場、キャッシュレス連盟に加入。 野菜市場で今後二次元コード式決済システムが普及し、現金を持つ必要も、汚い紙幣のお釣りを受け取る必要もなくなりそうだ…

タグ: 北京 野菜市場 キャッシュレス

発信時間: 2017-05-14 10:04:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

野菜市場で今後二次元コード式決済システムが普及し、現金を持つ必要も、汚い紙幣のお釣りを受け取る必要もなくなりそうだ。順義区市場管理センターは支付宝(アリペイ)と事業提携し、キャッシュレス連盟に加入すると宣言した。同センターに所属する47の農作物市場、コンビニ「鑫緑都」12店、団地内生鮮食品スーパー9店が間もなくキャッシュレスサービスを追加し、店主に対して支付宝による決済を奨励する。北京市東北三環左家荘団地の、ネット上で有名になった三源里野菜市場も、キャッシュレス連盟に加入した。

三源里市場、露店の8割がスキャンで決済可能

北京青年報の記者が三源里市場を取材したところ、露店の8割以上が支付宝の二次元コードを掲げていた。安い野菜も、数百元さらには千元以上もする高級魚介類も、スキャンによる決済が可能だ。

店主の張さん(女性)は、この市場で十年以上も店を出している。当初は現金しか受け付けていなかったが、カードを使う客がいたためPOS端末を導入した。最近の利用客は、モバイル決済を好むという。彼女は以前、自分の微信(WeChat)や支付宝の個人アカウントに入金させていた。しかし利用客はそれを面倒がり、また商売に忙しく本当に振り込まれたかをチェックしている暇もなかった。しかも微信も支付宝も現金化に手数料を取るため、長く続ければ大きな支出になった。

支付宝が「掃銭碼」という新サービスを開始すると、張さんは迷わず同市場における初の利用者になった。「私にとってのメリットは大きい。客を呼びながら入金を音声で確認し、いつでも取引状況を確認できる。記帳の必要さえなくなった。掃銭碼は現金化に手数料を取らないため、私のような小規模な業者にとっては実益が多く、便利だ」

キャッシュレス、消費者と店を便利に

順義区市場管理センターの責任者は「これは消費者のみならず、店主と小規模な業者を便利にした。日常的な経営において、偽札と記帳は店主が直面する厄介事だ。多くの店主は手袋を使っているか、手に水か油がついており、偽札を判断するのが困難だ。1枚でも偽札を受け取れば、その日の労働は無駄になる。モバイル決済は偽札問題を解消した」と述べた。また店主はお金を受け取るとバッグに詰めるだけで終わりにすることが多い。大体は分かっても、具体的に1日の間にどれだけ稼いだか、毎日どのような変化があるかを正確に計算できない。支付宝の「収銭碼」の帳簿により、店主はこれをはっきり目にすることができる。

店主の間で最も好評なのは、「二次元コード入金お知らせ」という機能だ。利用客が決済するたびに、音声が流れる。これは本当に便利であり、音を聞いているだけでもうれしくなるという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月14日

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