母乳育児の指導員である芦媛さんは、母乳育児の指導における3つの困難を紹介した。
1つ目は、粉ミルクの広告が多く、よくできており、購入を促すが、そのリスクには触れず、大勢の人に誤った考えを持たせていること。粉ミルクは良いもの、母乳の代わりになる、子どもは粉ミルクを飲まなければいけないなどと誤解されている。それにより、母乳育児を考えていた親が問題に直面した時、問題を解決するのではなくすぐに粉ミルクに変え、母乳育児はますます困難になる。
2つ目は、母乳育児に対して誤った認識が多く、授乳において問題が生じた際、誤った方法で解決してしまうこと。たとえば、産後2日は母乳が出ず、子供がお腹を空かせるため粉ミルクを用意しておくなどである。実は、妊娠中期から母乳を作る能力を備え、出産後に自然と分泌し、量も赤ちゃんの必要に応じて増えていく。できるだけ早く母乳を与えれば、赤ちゃんが必要とする量が出る。また、初乳は「金の雫」と言われ、赤ちゃんの発育に非常に良い。粉ミルクを与えればかえってアレルギーのリスクが高まり、乳頭混乱やお母さんの胸の張りなどが起きやすい。そうなれば、母親は挫折感を抱き、母乳育児は困難になる。そのほかに、「溜まり乳」の問題がある場合、温湿布を貼ったり力強く揉めばもっと深刻になり、授乳をやめなければならなくなることもある。
3つ目は、母乳育児を奨励する政府の措置がまだ不十分なこと。たとえば、授乳室がそれほど普及していないことなどである。しかし最近は良好な発展が見られ、「母愛10平米」活動の普及が進んでいる。
インタビューの最後に、芦媛さんは妊娠中の母親に対し、妊娠中から母乳育児に関心を持ち、母乳に関する正しい知識を学び、産後はできるだけ早く頻繁に母乳を与えるよう呼びかけた。そうすることで、母乳育児を順調に行えるという。また、「母乳育児で育つ赤ちゃんが増えるとよい」と話した。
作为母乳哺育指导,芦媛指出当前母乳喂养过程中遇到的主要困难有以下三点:
首先,奶粉的广告特别多且精良,很有煽动性,至于奶粉的风险却避而不谈,这些广告无形中传递给大家一些错误判断:奶粉也是很好的,奶粉可以代替母乳喂养,孩子都要吃奶粉等等。这样就导致有些本来愿意母乳喂养的家庭在母乳喂养碰到问题的时候,不去解决问题,而是顺理成章的选择加奶粉,导致母乳喂养变得越来越困难。
其次,关于母乳喂养的认识误区比较多。喂养过程中出现问题的时候,应对方法不正确。比如,很多家庭都以为产后头两天是没有奶水的,害怕饿到孩子,因此都会准备一些奶粉。实际上,孕妈妈从孕中期开始,乳房已经具备了产奶能力,生产之后乳房会很自然的开启泌乳的过程,奶量也会跟着宝宝的需求由少变多,只要尽早的让孩子吃奶,奶量完全能够满足宝宝的需要。而且初乳是“奶黄金”,对宝宝的身体发育特别好。反之加了奶粉,会让宝宝的过敏风险增加,而且容易造成乳头混淆、妈妈过度涨奶,这些会让妈妈感觉很挫败,母乳喂养更困难。另外,有些妈妈出现乳汁淤积问题,会采取热敷和大力按揉的方法,这样的应对会让问题变的更严重,妈妈有时候迫不得已必须停止喂奶。
第三,政府方面鼓励母乳喂养的相关措施还不是很完善。比如母婴室的建立还不够普遍等。不过现在也有了很好的发展趋势,比如母爱10平方活动推广的就比较好。
在采访最后,芦媛呼吁所有的孕妈妈,在孕期的时候就开始关注母乳喂养,学习正确的母乳知识,产后尽早频繁有效地喂奶,才能让母乳喂养更顺利简单。她也祝愿越来越多的宝宝可以接受母乳喂养长大。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月17日