日本化粧品業界が貿易黒字に 中国人観光客が成長後押し

日本化粧品業界が貿易黒字に 中国人観光客が成長後押し。 2016年、日本の化粧品業界は初めて貿易黒字を実現し、アジアへの輸出は全体の90%弱を占めた…

タグ: 化粧品,観光客,日本

発信時間: 2017-05-27 15:23:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2016年、日本の化粧品業界は初めて貿易黒字を実現し、アジアへの輸出は全体の90%弱を占めた。訪日観光客が帰国後に日本の化粧品を再購入し、業界の成長を後押ししたとみられる。日経電子版が25日に伝えた。

報道によると、2016年、日本の化粧品の輸出額は前年比28.8%増の2676億円に達した。2014年以降は前年比2桁増が続き、2016年の輸出額は2013年の1359億円の2倍になった。

日本の化粧品のアジアへの輸出額は全体の88%を占めた。うち、中国香港が最大で32%、続いて多いのは中国大陸部と中国台湾でそれぞれ20%と13%。しかし、香港への化粧品輸出は関税面が優遇されていることから、大陸部に輸出される商品の多くが香港を経由している。

日本の化粧品業界の貿易黒字実現に、中国市場は欠かせない存在である。日本観光庁の統計によると、中国大陸部からの訪日観光客の約70%が日本で化粧品を購入している。日本の某化粧品メーカーは、大陸部からの観光客の約半数が帰国後に再び日本の化粧品を購入すると明かした。中国のECでも日本製化粧品の代行販売が人気で、各大手メーカーはフラッグシップ店を設けて日本の化粧品を販売している。

2016年の中国の化粧品・スキンケア用品の輸入額は39億9000万ドルで前年比30.3%増加し、化粧品小売総額の11.94%を占める見通し。現在、中国の化粧品ミドル・ハイエンド市場は外資企業と合弁企業にほぼ独占され、ブランド上位20社を見ると欧米ブランドが主力となっている。フランス貿易投資庁の資料によると、ここ5年間、フランスは中国にとって化粧品の最大の供給国であり、2016年にはフランスから中国への輸出が15%増加し、市場シェアは23.4%になった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月27日

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