クルーズ船「コスタ・セレーナ号」の食堂で飲み物を注文する旅行者
6月9日、上海・日本間を往復するクルーズ船「コスタ・セレーナ号」に支付宝(アリペイ)が導入された。旅行者はQRコードを読み取って支付宝アカウントとクルーズ船のルームカードをリンクさせ、船でのショッピング、飲食、レジャー、岸での観光などの決済ができる。
「中国では不思議なほど生活が便利になっている。携帯電話があれば何でもでき、どこにでも行け、何でも買える」と、中国で生活したことのある韓国人の車東鉉さんは話す。
車東鉉さんのように中国のイノベーション発展を称賛する人は近ごろ増えており、中国を訪れたことのある外国人も海外から帰国した中国人も、中国の便利な生活を体験すると「デリバリーの魅力は素晴らしい」「淘宝はなんでもある」「新しい体験で新しい世界が開けた」などと絶賛する。
中国の多くの都市ではモバイル決済が普及しており、デパート、レストラン、スーパーマーケットだけでなく、野菜市場にもQRコードが貼られており、小さなQRコードに大きなエネルギーが秘められている。