ビッグデータで、今年の暑さを占う

ビッグデータで、今年の暑さを占う。

タグ: ビッグデータ 高温警報

発信時間: 2017-07-14 12:59:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高温警報が続く北京が12日、土用に入った。今年の北京は暑くなるのが早く、暑すぎると報告されている。しかし毎年この時期になると、習慣的に暑いと口にしてしまうと言う人もいる。実際にはどの程度暑いのだろうか。

気象学的には、最高気温が摂氏35度を上回る日は「高温日」と定義される。北京市気象局気象サービス担当者の尤煥苓氏は「高温日の開始時期の分布図を見ると、毎年大きな差があることが分かる。昨年は6月16日で、今年と比べると1カ月遅い。今年は暑くなるのが早いと言われるのも無理はなく、確かに計算上はそうなる」と話した。

それでは今年は特に暑いのだろうか。尤氏は「今年は5月19日に高温シーズン入りし、5月だけでも高温日が3日あり、この10年間で最多となった。過去37年間の順位も、1999年(4日)に次ぐ2位となった。今年6月の高温日は8日で、過去10年間で最多、過去37年間で2位(1999年と同列)。最多は2000年の11日」と説明した。

尤氏は「7月は高温日が密集する月で、2000年は14日に、1999年は13日に達した。今年は7月11日時点ですでに4日に達しており、今月はまだ3分の2残されている。今後の経過を見守ろう。まだ8月にならないが、過去の8月の高温状況を見ると、この10年間で高温日が全体的に増加していることを否定できない」と述べた。

「今年の夏はまだ折り返し地点を回っていないが、高温日はすでに15日に達し、過去と比べ高い水準に達している。過去10年間で、2009年、2010年と並び最多となっている。そのため全体的に見ると、今年は暑くなるのが早く、特に暑いばかりでなく、まだ大きな余力を残していると言える。過去10年間では最高水準に達するだろう」

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月14日

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