世界大学ランキング 中国から2校がトップ30入り

世界大学ランキング 中国から2校がトップ30入り。キングス・カレッジ・ロンドンが5日に開いたタイムズ・ハイアー・エデュケーション年次総会で、2018年度の世界大学ランキングが発表された…

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発信時間:2017-09-07 14:51:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 キングス・カレッジ・ロンドンが5日に開いたタイムズ・ハイアー・エデュケーション年次総会で、2018年度の世界大学ランキングが発表された。世界トップクラスの1000校に、アジアから初めて3校がトップ30に入った。うち2校が中国の大学だった。外国メディアは、中国の大学は世界が驚く速さで知名度を上げていると論じた。

 

 イギリスの「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」のサイトによると、同ランキングは教育、研究、国際化、産業収入などをもとに作成。トップ3はイギリスのオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、米国のスタンフォード大学。中国の大学で最上位となったのは北京大学で27位、次は30位の清華大学だった。また、アジアからはシンガポール国立大学もトップ30に入った。

 

 『環球時報』の記者が確認したところ、上位200校に中国から7校がランクインしている。国・地域別にみると、中国本土は香港地区を超え、世界で6番目に多い。台湾地区からは国立台湾大学だけが198位にランクインした。

 

 中国の大学の順位は隣国の日本でも注目されている。『ジャパンタイムズ』は6日、中国と比べて、日本トップの東京大学は46位で、集計開始いらい最悪となったと伝えた。記事はタイムズ・ハイアー・エデュケーションのバディ事務マネージャーの言葉を引用し、中国の大学は目立った上昇を見せ、中国が世界のエリート校に加われば、東アジア諸国は中国との競争に力を入れる必要があると論じた。

 

 『オーストラリアン』によると、オーストラリア大学連合会のロビンソン総裁も中国が強力な競争者になりつつあると話している。この国の教育産業は大学1校を毎週建設しているのと同じ規模で成長している。しかし、ランキング発表日、オーストラリアの国会議員は大学予算の28億ドル削減を話し合っていた。

 

 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン教育学のマディソン教授は、「中国の大学の成功は全面的ではない。生命科学、医薬、社会科学などの面で、中国の大学はまだ英語系の国際大学に劣っている」としながらも、中国の大学の発展は中国の国際的地位の上昇、全社会の教育に対する重視と資金援助のおかげだとの見解を示した。



 「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月7日 




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