ノキア製携帯電話の販売は幸先良いスタートを切った。アナリストは今年の販売台数を1000万台と予想している。海外メディア「Phone Arena」が伝えた。
ノキアが再び携帯電話市場に戻ってきた。2000年代前半に携帯電話市場で覇を唱えたノキアが復活した。現在の製品ラインナップには、スマホとフィーチャーフォン(復刻版ノキア3310など)が含まれる。
ノキアの元幹部らが経営するHMDグローバルのPekka Rentala氏は9月2日、「当社は今年2月のモバイルワールドコングレスで、初となるノキア製携帯電話を発表した。その後すでにスマホを数百万台、フィーチャーフォンを数千万台販売した」と発言した。これにはノキア製スマホ4機種が含まれる。
市場調査会社のIDCは先ほど、ノキア製携帯電話の売れ行きが好調であることを裏付けた。IDC研究担当者のFrancisco Jeronimo氏は「これは幸先良いスタートだ」と話した。
IDCは、ノキアブランドがフィンランドで5位につけており、世界携帯電話市場に占めるシェアは0.4%と見積もっている。IDCはまた、ノキア製スマホの今年上半期の販売台数は150万台と発表した。
アナリストは「ノキアの今年第1四半期のスマホ販売台数は10万台(当時は中国のみで販売)、第2四半期は140万台、第3四半期は250万台で、第4四半期には350万台に達する」と述べた。
ノキアは今年第1-3四半期にスマホを約400万台販売している。第4四半期にはクリスマス商戦などがあるため、アナリストはノキア製スマホの今年の販売台数が1000万台に達すると予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日