『2017年インターネット起業報告』がこのほど、上海で発表された。報告によると、企業サービス、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)などの技術分野の起業が、伝統のECやカルチャー・レジャー分野に次ぐ人気を呼んでいることがわかった。
2017年の起業には「多元、分散、分野横断」の特徴が見られる。ECやカルチャー・レジャー分野のほかに、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、AI分野が注目され始め、起業の約10%を占めるほどの勢いとなっている。地域別にみると、北京・上海・広州が起業者に人気がある。
また報告によると、「人材」は起業者が最も重視する成功の要素である。IT桔子の創始者の文飛翔氏は、「遠い将来を見据えた大企業にしても、近い将来を考えるベンチャー企業にしても、人材は激しい市場競争から抜きん出る上で重要である」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月17日