ロイター通信の10月16日の報道によると、中国の首都北京市は16日、800億元を投資して建設中の新空港を公開した。新空港は2019年10月に試験運営し、世界最大の空港の1つとなる。
メディア代表団は北京新空港の巨大な建築群を見学。この建築群は160万立方メートルのコンクリートと5万2000トンの鋼材でできている。完成後、年間利用客数は4500万人に達し、最終的に1億人を超え、米国のアトランタ国際空港と同じ規模になる。
近年、中国は航空の中心と製造業大国の地位の確立を模索している。今年5月、中国が初めて自主開発した国産旅客機C919が初飛行し、中国はボーイングとエアバスによる大型ビジネス機市場の独占を打破した。新空港は北京市南部に位置し、首都国際空港から直線距離67キロの場所にある。完成後は首都国際空港の圧力を大幅に緩和する見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月19日