5つの地域別ランキングのうち4つは首位が昨年と変わらず、アフリカはケープタウン大学、オーストラリア・ニュージーランドはメルボルン大学、欧州はオックスフォード大学、ラテンアメリカはサンパウロ大学が1位だった。アジアではシンガポール国立大学が東京大学を抑えてトップに立ち、東京大学は今年3位だった。
国別ランキングの数は昨年の38部から42部に増加。アルゼンチン、メキシコ、パキスタン、ルーマニアが新たに加わった。
また、コンピュータ科学、経済学、ビジネス学、工学などの近頃流行している分野を含む学科を中心としたランキングも発表された。これらの統計方法は総合ランキングと異なり、各学科の学術研究面の実績を評価。大学の学術面、学部、またはビジネススクールや医学校など特定の学院ではなく、研究の実力を反映したものとなっている。
2018年のランキングを見ると、化学、臨床医学、工学、物理学の学校が多くランクインし、昨年の400校から600校に増加した。
米国の多くの学科が上位にランクインしたが、コンピュータ科学、工学、数学、農業科学、材料科学、芸術・人文学の6つの分野では米国が最多とはならなかった。清華大学はコンピュータ科学と工学でトップになり、マサチューセッツ工科大学に変わりコンピュータ科学最強の学校となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日