米「ビジネスインサイダー」ウェブサイトは、「見た目は驚くべきiPhone Xだが、生産数が需要に追いついておらず、同社の業績に悪影響を与えるだろう」と評する。消息筋の話では、iPhone Xの増産後の1日当たり生産量は約25万台である。しかしiPhone 8のピーク時における1日当たり生産量は約40万台だった。米誌「フォーブス」によると、アップルは空前絶後の生産不足問題を抱えており、この状況は来年1月から2月にかけてやっと緩和するという。つまりアップルはプレゼント需要のあるクリスマス商戦で苦戦することを意味する。
購入困難問題以外にも、iPhone Xの高額な修理費が消費者に不評だ。アップルが発表した情報によると、iPhone Xのパネル破損修理は一律2288元。他の故障修理については4588元となっている。しかし、米メディアは、パネル修理費が高さはサムスンのせいだと指摘する。米ITサイトの「The Verge」によると、iPhone Xが採用するOLED局面パネルはサムスン製であり、同社は現在、これを大規模生産できる数少ないメーカーである。当然サムスンはアップルに高い価格を要求することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月5日