写真:天皇陛下と対面した際にお辞儀をして握手するオバマ氏
トランプ氏は同日、天皇皇后両陛下と対面した際、握手をして頭を下げただけでお辞儀はしなかった。別れの時には再び握手をし、左手で両陛下の右腕を2回軽くたたいた。2009年11月、初訪日したオバマ前大統領は天皇皇后両陛下とランチをした。しかし、会見時に深くお辞儀をしたことが、米国の保守派から「謙虚すぎる」と批判された。
またオバマ氏は、礼儀の専門家からも「日本の伝統において、天皇でも誰でも、お辞儀をして握手をする人などいない」と批判された。皇室の伝統で言えば、天皇が民間人と握手をすることはないが、外国からのゲストはよく行う。2011年、当時のヒラリー国務長官は訪日中に天皇皇后両陛下と面会し、お辞儀をせずに天皇と握手をした後、皇后の頰にキスをした。
6日、トランプ氏は訪日2日目を迎えた。その前日の5日、トランプ氏は安倍首相とゴルフを楽しみ、ランチ、夕食を共にした。6日には公式会談も予定。6日正午、両国首脳はランチを共にし、午後に迎賓館で首脳会談を実施。7日午前、トランプ氏は次の訪問地の韓国に向かう。トランプ氏のアジア歴訪は大統領就任後初めてとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月7日