イギリスのロイター通信が11月9日に伝えたところによると、日本の工場の車両点検手順が不適切だったとし、スバルは今月、日本国内で40万台をリコールすると発表した。以前予想されていたリコール台数は25万5000台だった。
スバルは、リコール台数の増加は事故発生を防ぐためだと説明し、リコール費用は100億円以上になると明かした。同社は10月、東京北部の群馬工場の一部車両の点検を30年以上にわたり無資格者が行っていたと発表。しかし、自動車の質に影響はなく、輸出商品にも問題はないとした。
スバルは今週、不適切な点検は今年の業績に影響を及ぼすと示した。同社の米国市場での売上成長率は低下しており、今年の営業利益は減少するとみられる。
以前、日産も同様の理由でリコールし全面検査を実施した。また、神戸製鋼でもデータ改ざんが明るみになり、これらは日本の質のイメージに影響する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月15日