トランプ米大統領の初訪中で、孫娘アラベラちゃんの「中国語パフォーマンス」の動画が中国で話題になった。実は、中国語は米国の「ファーストファミリー」だけでなく、海外の王室から有名人、一般の中流家庭でも人気がある。
米「ファーストファミリー」が中国語ブームを後押し
動画を見た人は、アラベラちゃんのお団子ヘアと可愛らしい笑顔、流暢な中国語で話す「習おじさん、彭おばさん」への挨拶を覚えているだろう。アラベラちゃんは挨拶の後、『美麗的田野』を歌い、『三字経』と唐詩を朗読し、中国語の童謡『我的好媽媽』を感情を込めて歌った。
中国の習近平国家主席は彼女の中国語レベルの進歩を「A+」の成績だと褒めた。また、彼女の流暢な中国語は多くの中国人ユーザーの心をつかんだ。
アラベラちゃんが中国語を評価されたのはこれが初めてではない。今年の春節、トランプ大統領の娘イヴァンカさんはSNSで娘が中国語で『新年好』を歌う動画を公開し、中国の新年を祝った。半年前、習近平主席がトランプ氏とマー・ア・ラゴで会談した際、アラベラちゃんと弟のジョセフくんは中国語で『茉莉花』を歌い、唐詩を朗読し、高く評価された。当時、米サイト「JWストーン」は、イヴァンカさん一家は中国語学習ブームを後押しし、米国に中国語教員の巨大な雇用チャンスを創出したと論じた。
米国メディアの調査によると、イヴァンカさんの家で中国語を学ぶのはアラベラちゃんだけではなく、弟のジョセフくんも1歳半から中国語を勉強し始めた。また、イヴァンカさんは次男のテオドールくんとリビングで遊ぶ様子をSNSで頻繁に公開しており、テオドールくんが遊ぶ積み木には中国語が書かれている。