ポーランド人「中国は磁石のよう、引きつけられる」

ポーランド人「中国は磁石のよう、引きつけられる」。

タグ:中国 武術

発信時間:2017-12-02 10:27:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  「ポーランド人が中国を知る架け橋になり、中国に関する情報を知る手助けをしたい」と、ポーランドの青年ピーター・ショダックさんは新華社のインタビューで語った。数年前、彼はポーランド語のサイト「Chinytolubie.pl」を立ち上げ、ポーランドのネットユーザーに中国のニュースと中国に関する情報を配信している。

 

 「サイト設立当初はファンが250人ほどで、多くないが、良いスタートだった」とショダックさん。「Chinytolubie.pl」は2013年に設立され、現在はFacebookにもアカウントを持ち、フォロワー数は1万2000人と人気がある。

 

 今年31歳のショダックさんは報道・国際関係学部を卒業し、マーケティングの仕事をしている。中国語専攻ではなく、サイト設立前に中国を訪れたこともなく、中国と関係のある仕事をしていないのに、このサイトを立ち上げたのはなぜか。彼は、「子供の頃、中国武術が好きだったことと関係がある」と話す。

 

 武術を好きな子供は多く、彼もそうだった。彼は子供の頃に中国武術に夢中になり、特にブルース・リーに憧れた。ブルース・リーのように武術のチャンピオンにはなれないが、中国に対する興味が深まったという。

 

 ショダックさんは、中国を知り、研究し始め、各種の情報を取り入れるようになり、サイトを立ち上げようと思うようになった。

 

 「多くのポーランド人が中国に関する情報を探しているのを知った。彼らを助けたいと思い、中国を知るルートを作った。自分の思いを実現しただけでなく、多くのためにもなった。家族はどのように時間を作っているかを知りたがるが、自分がしたいことをしているだけ」とショダックさん。

 

 彼によると、サイト設立当初の情報源は主に中国在ポーランド大使館のサイトだったが、のちに中国関係のサイトにまで広がった。内容はビジネス、文化、教育、観光、科学技術、中国とポーランドの関係など。情報の信ぴょう性を高めるため、彼は多くの情報を読み、ポーランドのサイト、中国メディアを含む国内外の有名サイトの内容を取り入れた。「読者に中国を知る場所を提供し、サイトで興味のあるものを見つけてもらうことが目的」とショダックさんは話す。

 

 ショダックさんは中国の各情報に随時注目し、自らサイトの内容もわかりやすく書いた。「中国語を学ぶ人、中国に出張する予定の人はこのサイトで面白いものが見つかるはず」とショダックさん。

 

 多くのポーランド人はサイトを通じて彼を知った。彼は中国・ポーランド間の各分野の交流活動を行う主催機関に招かれ、大学にも中国問題の講演をしてほ欲しいと頼まれた。

 

 今年、ショダックさんは中国メディアと中国・中東欧諸国協力事務所に招かれ、中国の北京、上海、深センなどを訪問した。彼は、「中国の旅は印象的で、どの瞬間も思い出に残っている。中国は磁石のようで、一度行ったらまた行きたいと思う場所」と話す。

 

 また、「良い時代に生まれた。中国は『一帯一路』提唱、『16+1協力』メカニズムを打ち出し、地域協力と相互理解を推し進めている。ポーランドは地理的に重要で、物流業、IT、イノベーションなどの分野は新しい協力のチャンスに恵まれた。ポーランド政府も中国との架け橋の構築に取り組んでもらいたい」と語った。

 

 今後の夢について、ショダックさんは「サイトが有名になり、より多くのネットユーザーにここで中国を知ってもらいたい」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月2日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで