香港紙『文匯報』によると、国際読書力調査(PIRLS)は5日、2016年度の研究結果を発表した。それによると、ロシアが1位、シンガポールが2位で、中国香港は前回の1位から3位に後退した。
PIRLSは国際教育到達度評価学会(IEA)が5年ごとに実施する、各国・地域の学童の読解力の研究。今回の研究は50の国と地域、約32万人の小学4年生を対象に、基礎読書力と理解力を調査した。
調査結果によると、ロシアが581ポイントで1位、シンガポールが576ポイントで2位、中国香港が569ポイントで3位だった。報告は、香港の小学4年生の5分の1の読書力が同機関が設定した基準位達し、複雑な文章から物語の状況と情報を理解できるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月7日