国家情報センター情報化・産業発展部主任で中国スマートシティ発展研究センター秘書長の単志広氏は、「スマート駐車はIT、通信技術、データ技術が発展する時代において、人、車、道、駐車、料金、サービスなどの駐車要素、資源のインターネットとビッグデータに基づくネットワーク相互接続化、情報共有化、業務融合化、産業スマート化を実現する。その本質はインターネット上と駐車関連の要素、資源及びその関連サービス、オプションサービスをつなぎ、共有し、集めて開放することだ」と語った。
単志広氏は、中国は「駐車+経済」を発展させ、デジタル中国を構築し、「駐車+」料金徴収、代行駐車、メンテナンス、誘導、医療、信用、充電など12項目のスマートサービスを行うべきだと提案した。
清華同衡計画設計研究院静態交通所の王傑所長は、「駐車難を解決するには、都市建設において都市クラスのスマート駐車場を建設する必要がある。全体から着手し、複数の措置を並行して進め、情報の相互接続を実現し、駐車資源を統一配分し、スペースを増やすと同時に既存の駐車資源を生かして市民の便宜を図るべきだ」との見解を示した。
王傑所長は、「都市レベルのスマート駐車場は三位一体のことであり、すなわち駐車料金のオンライン決済、駐車場管理ネットワークの相互接続、時差シェア及び予約管理と情報収集のサービスの一体化である」と述べた。
また、データ技術の時代に、データで発展を促し、都市の駐車専用プランを作成し、駐車関連施設を建設することを提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月23日