2017年、生活を変えた「ブラックテクノロジー」

2017年、生活を変えた「ブラックテクノロジー」。「科学技術は生活を変える」は単純なキャッチフレーズではなくなっている…

タグ:ブラックテクノロジー 生活

発信時間:2017-12-26 15:26:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「科学技術は生活を変える」は単純なキャッチフレーズではなくなっている。財布を携帯しないで外出したり、顔認証で出勤・出席の記帳をしたり、科学技術は私たちのライフスタイルを変えている。

 

 記者は、2017年を振り返り、私たちの生活を変えつつある応用技術をまとめた。

 

基礎:消えた「データの孤島」

 

 ビッグデータを用いた余震予想、シェア自転車の利用痕跡をもとにした車両分布の合理化、SNSのデータ痕跡をもとにした商品PRなど、データは一部の応用技術が発展するうえで欠かせない存在になっている。

 

 中国には中西部地区、環渤海地区、珠江デルタ地区、長江デルタ地区、東北地区の5つのビッグデータ産業地区が形成されている。政府の管理、工業のアップグレード・モデル転換、金融改革、医療保険などの分野にビッグデータは浸透しつつある。

 

 2017年、一部の部門は業界とビッグデータの割拠の模索に着手し、データの孤島をつなぎ、開放・共有を進めている。これは業界の発展、地方政府の執政能力の向上などを推し進める。

 

 雲南省中医薬データセンターは中医薬情報データの処方剤1317種、疾病252種、臨床指南152本を集め、全省974カ所の末端の公立医療機関の中医薬館と従事者に専門的、権威的、強大ば情報データを提供した。

 

 北京市西長安街街道は40以上の部門の「情報孤島」を打破し、ビッグデータプラットフォームを形成し、住民の各証明の手続きを便利にした。また、年内に満60歳になる人の数を推算し、老年証などの証明書の手続きを代行し、高齢者の誕生日当日に担当者が証明書を自宅に届けるサービスも行う。

 

 重慶市江北区は2017年に情報化とビッグデータの応用状況をまとめ、「スマート監察」ビッグデータ運用センターを設立し、公用車の監督管理、公費消費のスマート選別、住民の生活に関わる監督・規律検査スマート照合などのシステムを通し、「四風(形式主義、官僚主義 、享楽主義、贅沢主義の4つの風潮)」問題を取り締まり、規律違反を精確に選別している。

 

 中関村ビッグデータ産業連盟の趙国棟秘書長は、「ビッグデータの思考を経済成長、社会管理、安全保障などに取り入れ、合理的な体制でデータをつなげば、全国各地、各システムに恩恵が及ぶ」と話した。


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