アジア最大の玩具展、香港で開幕

アジア最大の玩具展、香港で開幕。

タグ:香港 玩具展

発信時間:2018-01-09 13:31:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 第44回香港玩具展が8日、香港会議展覧センターで開幕した。45カ国・地域の出展企業約2100社が、現場で最新の玩具とゲームを公開した。多くの商品が科学技術と知育を売りにしている。

 

 香港玩具展は香港貿易発展局が毎年開催している、規模がアジア最大・世界2位の玩具貿易展示会だ。今年は6つの地域展示館(中国本土、台湾地区、韓国、スペイン、英国、欧州出展企業を中心とする「World of Toys」)が設置されており、世界各地の斬新な玩具・ゲームが集まっている。注目の展示エリア「ブランド廊」には今年、18カ国・地域の240以上の有名玩具・玩具ブランドが集まった。

 

 多くの玩具が知育の内容を持ち、科学実験、数学、地理、音楽、美術などの知識が導入されている。多くの玩具・ゲームはさらに、現在ホットな3Dプリンター、VR、AR、AIなどの技術を取り入れ、知育玩具の販売が拡大する市場の需要に迎合している。

 

 また大人向け玩具を展示する「大童世界」では、手品グッズ、サバイバルゲーム用品、模型、人形などが展示されている。さらには「ペット用玩具」展示エリアも特設されている。

 

 今回の玩具展は、第9回香港ベビー用品展、第18回香港国際文房具展と同時開催。香港貿易発展局によると、これらの展示会には2940社以上の出展企業が集まり、バイヤーは1カ所で調達でき便利だ。65カ国・地域の9000人以上のバイヤーが集まっている。

 

 今回の展示会は4日間。会期中にはさらにシンポジウム、商品説明会、バイヤーフォーラムなど一連の活動により、業界内の交流が促進される。 


 香港特別行政区政府商務・経済発展局の容偉雄常任秘書長は、展示会の開幕式で「同時開催される展示会は世界の売り手と買い手に取引の場を提供する。香港は中国本土とアジアの玄関という独特な強みにより、海外企業が中国本土とアジアで急成長する玩具市場を開拓するため理想的な場を提供する。これは本土の玩具メーカーの海外進出も促す」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月9日


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