日本のデジカメ市場に復興の兆しが現れている。『日本経済新聞』は1月23日、カメラ映像機器工業会(CIPA)の統計を引用し、2017年1~11月のデジカメ総出荷金額は7351億円で、2016年通年を上回ったと伝えた。日本のデジカメ総出荷金額が前年を上回るのは5年ぶり。2008年のピーク時の3分の1だが、ようやく底打ちし回復した。
カメラ市場は高性能レンズを搭載するスマートフォンの普及により苦戦しているが、復興のきっかけもスマートフォンにある。写真を撮る機会が急増し、多くの消費者が「良い写真を撮りたい」と思うようになり、単価の高い一眼レフカメラやデジタル一眼カメラの需要が増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月24日