1月24日、2018捜狗提携パートナー大会で、王小川CEOは「2017年1月に英語版検索エンジンをリリースしたのに続き、近く日本語版と韓国語版の検索エンジンをリリースする」と明かした。またミニブログで、近頃人気を集めるモバイルゲーム『旅かえる』に言及し、捜狗入力ソフトは日本語と韓国語の翻訳入力が可能だとした。
王小川氏は演説の最初に、「IPOは捜狗の新しいスタートに過ぎない。14年の蓄積を通じて、捜狗はユーザー数がBAT(百度、アリババ、テンセント)に次ぐインターネット会社に成長した。捜狗検索は中国で2番目に大きい検索エンジン、入力ソフトは世界最大の中国語入力ソフトである。中国の人工知能(AI)の革新者として、捜狗は言語処理を中心に、自主開発したAI技術を捜狗検索や入力ソフトなどのコア商品に応用している。グローバル化の波の中で、中国語で世界の情報を繋げるかは極めて重要な一歩になる」と述べた。
また、捜狗の2017年第3四半期の売上高は2億5700万ドルに達したと明かした。同社の目論見書によると、2017年6月30日までの上半期の売上高は3億7300万ドルだった。検索業務とAI業務について、王小川氏は非常に大きな成長余地があると考える。
王小川氏は、「捜狗は追従者ではなくなったとともに、音声を中心としたAI業務に取り組んでいる。音声については、捜狗の音声認識は中国最大の音声認識エンジンで、1日の利用回数は最高3億回に上る。音声合成については、捜狗のTTS音声合成エンジンはカスタマイズ合成、感情転移が可能。画像については、捜狗の画像認識(顔認証、口唇形状認識)と音声認識の技術を合わせ、捜狗唇音声認識を開発した」と述べた。
王小川氏によると、インターネットにおける中国語の情報は世界のわずか10%である。技術分析した結果、海外情報の検索量は全検索量の13%を占め、英語の検索内容の中で医療、人物、ニュースなどが主に注目されているとわかった。
全面的にグレードアップした捜狗検索はメイヨー・クリニック、アメリカ国立衛生研究所、WebMDなどの権威ある海外医療のコンテンツを提供。そのほか、日本語や韓国語のサイトの翻訳結果も表示し、中国語で優良な日韓のニュースを見ることができる。また、異なるオンライン翻訳の方法に対し、捜狗入力ソフトはインテリジェント・シェア機能を通して中国語を自動的に英語に翻訳し、現在は日本語と韓国語にも翻訳でき、国境を超えた交流をサポートしている。捜狗入力ソフトの中英翻訳の1日平均利用回数は720万回に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月26日