北京市は北部の主要工業部門に対して新しい特殊排出限度値を実施する計画。
劉友賓氏は、「中国は石炭による汚染改善を引き続き推進する。これは河北省などの主な汚染源であり、クリーンエネルギーの推進にもつながる」と話す。
北京環境保護局の于建華チーフエンジニアは先日開かれたブリーフィングで、北京市は今年、重点を調整し、高排出ガス車に重点を置く可能性があると述べた。
于建華氏は、「北京市は工業企業に対し最も厳格な排出制限を継続し、汚染抑制だけでなく、企業に移転も促す」と話した。
政府は、北京市の汚染源の40%が自動車の排気ガスによるものだと見ている。
環境保護部環境監測司の劉志全司長によると、1月1日から28日までの中国の平均PM2.5は64マイクログラム/㎥で、前年同期の5分の1になった。
北京市のPM2.5は前年同期比70.5%減の36マイクログラム/㎥で、国家基準の35マイクログラム/㎥に近い水準になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月5日