外国メディアによると、中国人観光客が増え続けている。彼らはどの国の観光客より多く買い物、消費、食事する。
ブルームバーグのウェブ版は2月12日、アジアの他の地方からの観光客が仲間に加わり、海外で高級ブランドバッグを購入し自分の地位を高めるのではなく、冒険するようになっていると伝えた。
ロンドンに本社を持つプレミアム旅行業務を行う会社のサイモン・ラッセルCEOは、「個人のブランドはその旅行先によって決まる」と話す。
世界観光機関の統計によると、中国人観光客による消費額は外国人観光客の消費総額の5分の1以上を占め、世界2位の消費グループである米国人観光客の2倍に相当する。しかし、中国人観光客の勢いは始まったばかりである。
マスターカードは、アジア・太平洋地域の新興国の海外旅行者は2021年までの5年で5000万人以上増加すると見ている。
その多くがスマートフォンを使用する世代で、彼らはこれまでの法則を変えている。
至る所で小旗を振っていた中国人ツアー団体はフリーの観光客に変わりつつある。彼らはインターネットを使ってプランを立て、航空券を予約し、標識を翻訳し、旅行記を書く。
シンガポール人の章庭輝さんは、アジアの富裕層向けに南極やヒマラヤ山脈などへのカスタマイズ旅行を手掛ける会社を立ち上げた。彼は、「多くの顧客が自分のスタイルで旅をしたいと考えている。彼らはツアーに興味がない」と話す。
報道によると、この変化は旅行先の情況を変え、大型空港、航空便増設、新鉄道、ホテル、テーマパークなどのインフラ整備への支出は1000億ドルを超える。
この繁栄は地価高騰、環境意識、大量の携帯電話アプリの登場と革新につながり、アプリ登場と革新は世界での体験スタイルを変えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月16日