スイスの『NZZ』は8日、欧州特許庁の年度報告をもとに、中国が2017年に欧州特許庁に提出した特許申請は過去最多となり、初めてトップ5に入ったと伝えた。
報告によると、2017年の欧州特許庁への特許申請件数は16万6000件、前年比3.9%増加した。中国が提出した特許申請は8300件で16.6%増加し、スイスに代わりに初めて申請国トップ5に入った。トップ4は米国、ドイツ、日本、フランス。
中国で特許申請が最も多い技術分野はデジタル通信、コンピュータ技術、電気通信技術。測量、有機ファインケミカル、バイオ技術なども多い。企業別では華為(ファーウェイ)が2398件で初めてトップに立った。ドイツ紙『ハンデルスブラット』は、世界範囲で見ると、中国は世界最大の特許申請国だと論じた。これは中国のイノベーション力の高さを示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月9日