世界知的所有権機関(WIPO)が21日に発表した情報によると、中国は昨年、協力条約(PCT)枠組み内の国際特許出願件数で米国に次ぐ2位となった。中国のファーウェイとZTEは、国際特許出願件数が最多の2社になった。
報告書によると、中国は出願件数の年間増加率が2桁台に達した唯一の国で、2003年より毎年10%以上を維持している。現在の流れを見ると、中国は3年内に米国を抜き、国際特許出願件数が最多の国になる見通しだ。
WIPOのフランシス・ガリ事務局長は「中国の国際特許制度の使用が急増している。これは中国経済の迅速なモデルチェンジに伴い、中国のイノベーターが日増しに外向きになり、自分の創意が新たな市場に進出することに期待しているということだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月26日