外国メディアは4月12日、アリババが出資する中国スタートアップ企業の小鵬汽車が「中国のテスラ」を目指していると伝えた。
外国メディアのAutonewsによると、小鵬汽車は年内に170億元を調達する計画。創設者の何小鵬氏は詳細を明かしていないが、アリババとフォックスコンは同社に22億元を投資している。
また、小鵬汽車とアリババは車両用地図とクラウド製品を共同開発することで合意。
何小鵬氏は、「小鵬汽車傘下の第1号モデルG3は今月末に予約を受け付け、年内に交付する予定」としたが、資金調達計画については明かしていない。
G3は魅力的な外観となるほか、12.3インチの高解像度パネルと15.6インチのタッチパネル情報通信システムも搭載。また、フロントカメラとサイドカメラを2台ずつ、パノラマカメラ4台、ミリ波レーダー3台、超音波センサ12台、スマートカメラ2台も搭載する。
外国メディアは、中国は電気自動車の開発において環境圧力の緩和、原油の輸入依存の削減を図り、多くのスタートアップ企業が「中国のテスラ」になり、自動車業界を再構築したいと考えていると論じた。世界最大の電気自動車市場である中国の2017年の電気自動車販売台数は、世界の販売総数の約半分を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月13日