13日午前、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州丹寨県の少年6人がロシアに到着した。彼らは14日の開幕戦で旗手としてFIFAの旗をルジニキスタジアムに護送する。ドイツの『ドイチェ・ヴェレ』は、今大会は「中国の特徴があるワールドカップ」と言え、中国代表はワールドカップと無縁だが多くの中国人サポーターがロシアに行き、「金を惜しまない」中国のスポンサーも世界の大画面に登場すると伝えた。
どの国が優勝するか。これはワールドカップの度に話題になることである。『ニューヨーク・タイムズ』は12日、世界の有名金融機関の予想を発表した。USBは統計をもとに分析し、ドイツが最も有力で可能性は24%だと予想。ゴールドマン・サックスの研究チームが人工知能(AI)アルゴリズムを使い、ブラジルが優勝する可能性が高いと予想。INGグループは各チームメンバーの市場価値と過去の実績をもとに、スペインチーム(11億6000万ドル)が優勝すると予想。野村証券は証券投資理論と効率的市場仮説をもとに分析し、フランス、スペイン、ブラジルが準決勝に進み、決勝はフランスとスペインの闘いになると予想した。
ドイツのサッカーメディア『キッカー』は、今大会に出場する32チームの実力を星1つから5つで評価した。星5つはスペイン、ドイツ、ブラジル。4つはポルトガル、フランス、イングランド、ベルギー、アルゼンチン。3つはウルグアイ、セネガル、スイス、スウェーデン、ポーランド、ナイジェリア、メキシコ、クロアチア、コロンビア、アイスランド、デンマーク。2つはセルビア、ロシア、ペルー、モロッコ、日本、コスタリカ、エジプト。1つはチュニジア、韓国、サウジアラビア、イラン、オーストラリア。
『サッカー経済学』著者でミシガン大学教授のシマンスキー氏は2017年、ドイツのハンブルグ大学経済学者のクラウザ氏と1950年から2014年までの3万2000回のサッカーの試合を共同研究。経済指標(人口、1人あたりGDP、インフラなど)、本拠地という優位性及び試合経験などを合わせ、国家代表チーム間の試合結果による影響はわずか30%だが、試合のランダム性は試合を主導する要素になる可能性があるという結論を出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月14日