W杯4強に3強豪不在 「豪華さに欠ける」

W杯4強に3強豪不在 「豪華さに欠ける」。

タグ:W杯 豪華さ トップ4

発信時間:2018-07-09 13:23:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    中国時間8日、ロシアワールドカップのトップ4が出揃った。フランス、ベルギー、クロアチア、イングランドが準決勝を行う。今大会では番狂わせが多く、1966年以来「価値」の最も低い4強と言える。ドイツ、ブラジル、アルゼンチンの3大強豪がトップ4から外れたのは初めてだが、新たな世界王者が現れるかもしれない。

 

 今大会のトップ4が優勝したのは過去2回だけ、約52年ぶりとなる。フランスとイングランドが一度ずつ優勝したことがある。「欧州のレッドデビルズ」と称されるベルギーは1930年の第1回ワールドカップに出場したチームの1つだが、最高成績は1986年メキシコ大会での4位。「ヴァトレニ」と称されるクロアチアは1998年に初出場し、ダヴォール・シューケルの活躍により奇跡の3位という成績をおさめた。

 

 トップ4の優勝総数がこれほど少ないのは、1996年のイングランド大会(1回)以来となる。準決勝ではフランスとベルギー、クロアチアと「スリーライオンズ」イングランドが対戦し、新たな世界王者が誕生する可能性が高い。

 

 準々決勝でブラジルがベルギーに負けてから、ワールドカップは「欧州大会」になった。グループリーグを突破できなかった前回王者のドイツ、ベスト16決定戦で敗北したアルゼンチンと合わせてこの3カ国は伝統的な3大強豪とされているが、今回初めて同時にトップ4から外れた。

 

 ワールドカップは88年で19回開催され、うち第二次世界大戦中に2回だけ中止された。トップ4入り最多はドイツで13回、続いてブラジル(11回)、イタリア(7回)、ウルグアイとアルゼンチン(5回)の順に多い。優勝回数最多はブラジルの5回、続いてドイツとイタリア(4回)、ウルグアイとアルゼンチン(2回)。


 4年前の大会はドイツ、アルゼンチン、オランダ、ブラジルがトップ4に入ったがロシアでは「消滅」させられた。伝統的な強豪が敗退したことで、今大会のトップ4は「やや豪華さに欠ける」が、ワールドカップの主導権交代も悪いことではない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月9日



TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで